2008年04月28日

豊橋市&田原市図書館

   本日は通信が新聞折込される日。
  ( 一部、明日になっています。すみません)
  ようやくひと区切りつきました。
  日曜日は急なお誘いがあって
  朝から豊橋市中央図書館へ。
  なんとゴールデンウィーク中は 高速料金が割引。
  新緑がきれいだし、気持ちよくドライブしていきました。

  さて参加したのは「図書館ミニ講座〜藤原孝一さんのお話を聞く会」。
  建築家の藤原さんは、全国各地で図書館建設を手がけ
  特に、03年に開館した島根県斐川(ひかわ)町立図書では
  公募型プロポーザルにて、60社の応募の中から選定され、
  住民と職員が基本計画から建築、資料、サービスまで協議を重ね、
  3000平方メートルの図書館を16億円で建設。
  05年図書館建築賞受賞。
  「あったかさと専門性がここちよく同居している図書館」を実現されました。
  斐川町図書館については以下のサイトで↓
 
  http://lib.town.hikawa.shimane.jp/building/summary.html

  豊橋市は現在、市の南地域に図書館を建設するにあたって
  PFI(計画から建設、運営まで民間に委託する)方式でするかどうか
  検討しているということで
  40年にわたって図書館建設に関わってきた建築家としての
  藤原さんのお話を聞こう という会でした。
  豊橋市の読み聞かせグループの代表、
  豊橋市をはじめ、西尾市など市議会議員、
  豊橋市職員などが参加していました。

  まずプロジェクターを使って、
  これまで建設してきた数々の図書館の紹介があり
  島根県斐川町図書館については
  建築内容のこだわりについて詳細な説明があったのち
  どのような経過をたどっていったのかお話しがありました。
  館長と、のべ320時間にわたる話し合い
  最初から行政・市民・設計専門家が一緒にテーブルについたことなど
  「図書館づくりは自宅をつくるのと同じ」という姿勢で
  まちの人たちと密度の濃い話し合いを重ねた経過を聞いておどろきました。

  次のテーマは「日本の公共図書館の民営化について」
  内容をまとめると・・・・

  @ 日本の図書館に対する意識レベルは欧米先進国より30〜100年遅れている
 
  A 公共図書館は文化のバロメーター。コミュニケーション復活の役割もあり。

  B 司書の仕事は市民への情報ナビゲーター。
    市民の窓口であるカウンター業務はその重要な基幹業務。

  C 公共図書館の現状は、財政の縮小による
    正規職員の専門職の縮小・廃止・免職.非正規職員の増加。
    熱意ある人が図書館にとどまれない状況。

  D 進む民営化(PFI・指定管理・業務委託)。しかし先進国は基幹業務を民営化していない。

  E 民営化の問題点→ 公は全住民の奉仕者、民は会社のためが第一。目的が違う。
    職員の低賃金化が進み、転職されやすい。いいスタッフが育たない。
    図書館の質は数値化できないが、民が受託すれば「貸し出し冊数」などが評価される。
    (質を悪くすれば貸し出し冊数は上る)

  最後にこんなまとめがありました。

  「財政は、木を見て森を見ずではいけない。
  そこに関わる人がすべて。
  図書館は百年続いて“文化”の礎となり、
  千年を経て“文明”を創る」

  その後、ランチをご一緒して
  図書館に対しての思いをいろいろお聞きしました。
  日進市の新図書館も10月オープン。
  ここを指定管理するという方向性もあります。
  「文化の礎」となる図書館になるよう
  運営のあり方、民活のあり方を
  これまで以上に論議していかなければと思いました。

  せっかく豊橋まで来たのだからと
  午後は一度お訪ねしたかった「田原市図書館」へ。
  長くなったので たくさんの写真付き報告は、また夜に。
   

  
  
  
  
  
  

  
  

  

  
posted by shimamura at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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